ムートンブーツ特集

デリケートな“ムートン”のシミ・汚れのトラブル

ビブラムソール

ムートンは、羊の毛皮でできた起毛素材で、数ある起毛素材の中でもダントツのあたたかさなのが特徴です。

しかし、その一方で、ムートンは水や汚れにものすごく弱いデリケートな素材でもあります。たった1年でシミにしてしまったと言う方も多く、UGG(アグ)やEMU(エミュー)などのブランドムートンブーツのシミのご相談を数多くお受けします。

ムートンのシミ除去は、難易度が非常に高く、クリーニング業界でも難題とされています。
実際に、「他店にお願いしたら断られた」、「他店に依頼したけど、シミが全く落ちていない」、「ネットで買ったクリーナーを使ったら逆に悪化した」などご相談を多数お受けします。
ムートンブーツの場合は、ご家庭での手洗いや染み抜きは、高い確率で汚れの悪化の原因となりますので、当店のような専門店や、実績のあるお店にご相談される事をおすすめします。

当社でも、はじめは汚れを落せず、お客様に弁償または新品交換をさせて頂いた事もありました…。
試行錯誤を重ね、独自の薬剤、洗浄方法を開発し、ムートンブーツの攻略に成功しました。
それでも全てのムートンとまでは行きませんが、お困りの方おられましたらご相談くださいませ!

 

料金の目安

ムートンブーツのシミ汚れが発生!

シーズンオフに下駄箱にいれていたらいつの間にか茶色いシミが発生。汚れを落そうとして水で濡らしたら、汚れがさらに悪化してしまった!というもの。これはムートンブーツに最も多いトラブルです。
自社開発の洗剤でクリーニング後、ムートン特有の油分を補給して完成です!

このシミの正体は、昨シーズンの雨や雪の汚れです。この状態で水で洗うと色落ちしたり、黒くなったりしますのでくれぐれもご自分でやろうとせず、専門店にご相談ください。
できればムートンブーツは購入後すぐに専用の防水スプレー(下記ご参照ください)を吹きかけて保護をお願いします。

ムートンブーツに 黒(焦げ茶色)のシミが発生!

下駄箱に入れておいたら、目を疑う光景が…。ムートンブーツに身に覚えのない黒いシミが発生!
この汚れの正体は「カビ」です。原因は、昨シーズンの雨や雪の汚れ。梅雨の時期に細菌が繁殖し、カビとなって現れたものです。カビの根が張っているので汚れの除去は困難を極めますが、自社開発の洗剤でクリーニングし、色落ちさせずにカビを徹底除去。ムートン特有の油分を補給して仕上げました。

ムートンブーツにシミが発生!

こちらもムートンの水染み発生のトラブル。防水が充分でなかったため、素材の内部にまで汚れが浸透してしまっていたようです。自社開発の薬剤でクリーニングし、ムートン特有の油分を補給して完成です。

このように、一度しみこんだ汚れをきれい取るのは、一般家庭ではほぼ不可能といえます。
ムートンの正しいケアを行っていれば、このようなトラブルは回避できます。

料金のご案内

※宅配便をご利用の方は別途送料がかかります。
※カビ処理(カビ取り・防カビ加工)は、1,500円(税別)で承ります。
※クレンジング・栄養補給により全体の色合いがわずかに濃くなります。予めご了承ください。
※シミ汚れが全く落とせなかった場合は、上記料金は頂きません。

◆せっかくですので、ご一緒にいかがですか?
その他の革製品のメンテナンス革靴のリペア

宅配送料について

集荷・宅配の送料は個別にご案内いたしますが、目安として下記料金をご参照くださいませ。

  • ・東北、関東、信越 … 1,090円
・近畿 … 1,626円
・北海道、北陸、東海 … 1,420円 ・中国、四国 … 1,728円

 

 

ご相談・ご依頼方法

ムートンブーツのシミ抜きのご相談は、仕上屋フリーダイヤル 0120-73-3703
または、メールフォームまでご連絡ください。

◆ 日々のケア

ムートンは吸水しやすい素材です。防水処理をするのが基本ですが、明るい色のムートンの場合、汎用の防水スプレーをかけると、色が濃くなってムラができてしまうことがあるので、あまりお勧めできません。
できれば、新品を購入したら当店のような専門店で、「ムートンブーツ防水加工(当店の場合、新品なら540円)」を施していただく事をオススメします。

日々のケアとしては、コロニルのムートンブーツ専用防水スプレー「ファッションブーツ」(1,836円税込)がオススメです。フッ化炭素樹脂なので起毛のサラサラ感はそのまま、また特殊なオイル配合でムートンらしいシットリ感も復活します。ネットでも買えますし、当店でも取り扱っております。

◆ もし濡れてしまったら

万が一、雨や雪で濡れてしまった場合は、乾いたタオルでポンポン叩くように水気を取りましょう。
乾いたあとのブラッシングもお忘れなく。ブラッシングには、やわらかいブラシ(馬毛ブラシ)をお使い下さい。
起毛の間に入り込んだ汚れは、雨に濡れた時のシミの原因になりますので、ブラッシングは出来るだけこまめに行いましょう。